おいしい水【日本の名水】

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塩釜の冷泉

塩釜の冷泉は岡山県真庭郡にある湧水です。


大山・隠岐国立公園内の中国山地蒜山三座の真中、中蒜山(1,122m)の裾の谷間から湧き出ている冷泉です。


蒜山三座の真ん中、中蒜山山麓標高520mの谷間に突如として湧き出し、東西12m、南北5m、約60?のひょうたん形の小池となったそうです。


突如とわき出してひょうたん形の池になったというのが神秘的だからか、この塩釜の冷泉を「今やこの泉こそ高天原なる天の真名井である」と高天原伝説と結びつける話もあくらいです。


湧水でできた池の最深部は1.9mほどで、湧水量は毎秒300リットル、珪酸含量34%、水温は年中10℃前後とほとんど変わりません。


この水温10℃前後というこの「冷水」ですが、冷蔵庫や氷に慣れている現代人の私たちにはそれほど冷たくは感じないようです。


池の中には、ふたのない巻貝モノアラカイや寒冷に育つキクラゲ様の珍しい藻類も生育しています。


蒜山高原の泉に湧いた水が旭川の源泉となって、下流へと流れていきます。


今は取水禁止となっているのですが、泉から流れ出るところで水を汲んで飲むことはできます。ただ、場所的にすべりやすいので手ですくって飲むときには気をつけてくださいね。


昭和60年は名水100選(環境庁)に認定され、地元の塩釜奉賛会が中心となって管理しており、村内の約600世帯が今でも生活用水として利用しています。


塩釜冷泉付近には、中蒜山の登山口、キャンプ場、石彫公園、マスの養殖場などあり、毎年多くの観光客が訪れています。


管理を行っている塩釜奉賛会の主催で、毎年6月20日を吉日として祭事を行っています。地元の方達にとっては神聖な湧水なのだということがわかりますね。


塩釜の冷泉周辺の地図

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