おいしい水【日本の名水】

おいしい水や日本の名水を地図で紹介

洞川湧水群

洞川湧水群は、奈良県吉野郡天川村に湧くわき水です。


奈良県というのは、もともと水がきれいな場所と知られていて、それを顕著に表しているのが、有機野菜の栽培ではないでしょうか。


有機栽培をするためには、もちろん土壌の善し悪しも関係するのですが、それを含めて水がきれいでないとどうしてもうまくいかないのが実情です。


その点、奈良県は大変有機栽培に適している土地として、有機野菜を食べている方たちには定評のある場所です。


洞川湧水群付近はカルスト地形で有名な地区で、地中の水路を流れる水がゴロゴロと音をたてて流れる事から、“ごろごろ水”と命名されたと言われています。


神泉洞という洞窟から流れる清冽な水は、水源も流れて行く先も定かではないのですが、昔から神秘の流れ“神の泉”として村人からの信仰的なものとして、保全されています。


また、村の入口、鬼門に当たり、御神木の奥にある洞穴から清水が湧出しており、この水を“神の水”として保全しており、泉の森は300年を超える御神木に囲まれた場所でひっそりたたずんでいます。


地元洞川財産区(特別地方公共団体)の管理下にあるため、管理・保全については洞川財産区が行っており、古くから信仰的・守り神としても大切に保全されています。


湧き水に適した時期は通年(ただしごろごろ水は9時〜18時まで採取できますが、神泉洞の水は採取できません)


洞川湧水群は、村内の利用にとどまらず、村外より採水に訪れる方は年間季節を問わず5万人に達し、多くの人々に親しまれています。


名水まつりが4月下旬に行われます。洞川地区周辺で、名水にまつわるお祭りが毎年行われ、多くの観光客が訪れる。


水質・水量は選定当時とほぼ変わらず、良好な状態を保っています。またミネラル分を豊富に含み、体質改善や健康増進にも役立つ水のようです。


ちなみに奈良県は文化財が大変多いため、大変空襲の被害が少ない県です。


こういったことが、奈良県の水をきれいなまま保っている一因でもあるでしょう。


洞川湧水群に関する地図

拡大地図を表示